ひとつひとつはくだらないことで偶然という言葉で十分に片付けられるものであるが、中には非常に気味の悪いものもあった。
最近のニュースを見ていると、子供の自殺に関するものが多い。
最初の自殺が起こり、それが報道されてから自殺が連鎖している。
その中で、私にとって気味の悪いのがその最初の自殺である。
その数日前、暇すぎた私は小説でも書いてみようかと冗談半分に思い、書き始めた。文章力が無く、感受性にも乏しい私であるからまともに書けるはずもなかったが、暇つぶしに数日ほど書きつづけた。
そんな折に例の自殺があった。
それは私の書いていた内容と酷似していた。
年頃、死に方、死んだ場所、死んだ理由がまったく同じであった。
その他、似ているところもあった。
もちろん気味が悪くなり、続きを書くことなく削除した。
書いたことや思ったことが偶然にも現実に起こったとしたらなんとも楽しいことではあるが、今回のことは起こってはならない偶然であり、ショックだった。
その後も、小田和正の「言葉にできない」を急に聴きたくなり聴いていたら、観たかった映画「手紙」のCMで流れていた。
これはくだらないことであるが、偶然が多い・・・。
最近の短い期間の中でその他にも不思議な偶然があった。
そういえば、過去にもあった。
現在は離れてしまったが、長男が誕生したとき。
夜中に寝ていて、赤ちゃんの泣き声で目が覚めた。
もちろん、一人暮らしの部屋の中での出来事であり、周りにも赤ちゃんなど住んでいなかったから、幻聴か夢である。
しかし、その半日後に長男が産まれた。
まだまだ産まれないと聞いていたので、特に強く意識していたわけでもなかったのに。
最近そんなことが気になっていた私は、先日衝撃的な夢を見た。
夜中の大雨か何かで水が氾濫したのか、用水路のような川のなかに翌朝無数の死体が流れているもの。
流れているというよりも、人間の死体で用水路が詰まっているといった感じ。
その中には知っている顔もあったし、その人だとおもわれる服装をしてうつぶせに茶色い水に浸っているものもあった。それらは生きていたときよりも肌の色が白く、若干膨れているようだった。
他の死体に押しつぶされて歪んだ顔をこちらへ向けているものもあった。
そして、それは久しく思い出したことのない、古い同級生であった。
その何かを訴えるような目には死んでいるとは思われないような力があり、それは私をじっと見ているように感じた。
単なる夢であり現実には起こりえない内容であるが、今でも強烈に頭に焼き付いていることが不思議で、まさか現実になったりしないかと強烈な不安感に襲われている。
ま、偶然は所詮偶然だけどね。
大げさに考えていたら生きていけないね。

